健康保険の行方とオランダの旅

現在、非正規雇用者として働く労働者の中には、国民健康保険にも加入していない労働者が多く、またこれから新卒として新しく社会人となる者は、少子化によりどんどん減る一方で、今は健康保険制度そのものの存続が危機に瀕している。しかし、時給いくらで働く労働者の中には、年収が200万にも満たない労働者も多く、この層がまともに収入を申告して、国民健康保険や国民年金に加入することは、実質的に生活が成り立っていかない。

今は、ITの普及によって、労働力の国際化が始まり、物価の高い日本では、基本的に海外との労働力と競争においてハンデがある。この問題は、先進諸国であるEUも同じような状況で、多くの失業問題を抱えているが、最近は、オランダのワークシェアリングの様に、少なくなった仕事量を国民全体が分配して、人々の生活に負担のない政策が注目を浴びている。一方、日本は核の問題についても、また日本の安全保障についても、完全にアメリカに頼りっきりで、あくまでもアメリカ追随型の姿勢を崩してはいない。しかし、今月問題となった中国の領空権に関するニュースでも、既に尖閣諸島を中国の領土とする中国側の主張に、アメリカの航空会社は飛行計画を提出して、これを暗黙のうちに容認している。これからは、単にアメリカに追随して、日本の方向性を運営することはとても危険で、健康保険制度もそのうちアメリカと同様に、医療費を自己負担として、廃止する日も遠くはない。

オランダといえば、長崎県にあるハウステンボスはご存知ですか?長崎県民は、オランダと言えば親戚のように思っている人が多いから、私も反応してしまいました。オランダ人もびっくりなかわいくてきれいなオランダの街並みを再現し、消して汚染した水を海に流さないという徹底したエコ活動が有名なんです。一番近いオランダ、ハウステンボスにぜひ遊びにきてください!